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ブラッシングが出来てない人は、圧倒的に歯みがきにかける時間が不足しています。そのためには並列思考を使いましょう。

歯にプラーク(歯垢)がべっとりと、ついている患者さんには「どれくらい歯磨きの時間をかけてますか?」とよく質問します。

たいてい返ってくる答えは、「2、3分・・・」

正直、この短い時間では、歯にねっとりと付着するプラーク(歯垢)を落とすことは出来ません。

まずは、ブラッシングにかける時間を増やすことです。

最低30分くらいは。

「そんなに歯みがきにかける時間なんてないよ!」皆さんの時間がないことは知っています。

だから何かしながらで大丈夫!何かと同時にやるのです。並列思考を利用しましょう。そして無意識に歯みがきをすることができるようにするのです。無意識にできるようになれば、他のことと同時に複数できるようになります。

車の運転に例えるとわかりやすいです。

ベテランのドライバーは、信号、周りの車、歩行者などの全てを注意深く観察しながら、音楽を聞いたり、助手席の人と話したりしながら運転することができます。注意を払いながらも意識せずとも同時に複数のことを行なっているのです。

長時間ブラッシングもこの脳が複数のことを同時にやることができる性質を利用すれば十分可能です。

まずは、スマホを見ながら、ブラッシングをすることを習慣にすれば1時間くらいブラッシングはできるのでは?

ブラッシングは並列思考で!

新しい電動ブラシが発売されたみたい。こういうデバイスを使用するとブラッシングの効率は上がりますが、まずはしっかりと時間をかけてみてください。

※電動ブラシはブラッシング効率10倍ですが、歯にあてるところを間違ってたら意味ないです。歯科衛生士にまずは、きちんとしたやり方を習いましょう。そのあとで無意識に任せることです。